トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は8月3日、7月のインド新車販売の結果を明らかにした。
同社の発表によると、7月の総販売台数は1万3699台(輸出を含む)。前年同月の実績に対して、1.1%減となり、3か月連続で前年実績を下回った。
7月実績の1万3699台の内訳は、インド国内販売分が1万2070台。前年同月比は1.2%増と、3か月ぶりのプラス。TKMは2014年10月、主力車の『エティオス』と『エティオス・リーバ』に初の大幅改良を実施。7月はこのエティオスの販売が、前年同月比16%増と伸びた。SUVの『フォーチュナー』も2015年上半期(1-6月)、前年同期比18%の伸び。
また、TKMは2012年4月から、現地生産車のエティオスシリーズの海外向け輸出を開始。7月はこのエティオスを、1629台輸出した。
TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「エティオスがセグメントで最も信頼できる車として、顧客に受け入れられている」と述べている。