富士重工業は7月31日、2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は7653億円(前年同期比+29.0%)、営業利益は1342億円(+70.5%)、経常利益は1301億円(+61.4%)、四半期純利益は842億円(+61.1%)だった。
スバル車の国内販売は、登録車が前年を若干下回ったものの、軽自動車では前年を上回り、前年同月比3.0%増の2万8000台となった。一方、海外販売は、北米を中心に『レガシィ/アウトバック』が好調に推移し、同18.4%増の19万7000台と伸長した。この結果、全世界合計の販売台数は同16.2%増の22万5000台。全世界販売台数、海外販売台数、北米販売台数のいずれも第1四半期として過去最高となった。
連結売上高は、販売台数の増加や為替変動等により、同29.0%増の7653億円。損益は、諸経費等ならびに試験研究費の増加を、為替変動や販売台数の増加、原価低減の進捗等によりカバーし、営業利益が同70.5%増の1342億円、経常利益は同61.4%増の1301億円、純利益は同61.1%増の842億円。営業利益、経常利益、純利益いずれも全四半期を通じて過去最高となった。
通期連結業績見通しは、前回予測を据え置いた。