米国のタイヤ製造大手、グッドイヤー・タイヤ&ラバー(以下、グッドイヤー)は7月29日、2015年第2四半期(4‐6月)の決算を開示した。
同社の発表によると、第2四半期の売上高は、41億7200万ドル(約5180億円)。前年同期の46億5600万ドルに対して、10.4%の減収となった。
また、第2四半期の営業利益は、過去最高の5億5600万ドル(約690億円)。前年同期の4億6000万ドルに対して、21%の増益となっている。
大幅な増益となった要因が、北米事業の収益性が引き続き高いこと。2015年第2四半期の北米における営業利益は、過去最高の3億2100万ドル(約400億円)。前年同期に対して54%伸びた。
グッドイヤーのリチャード・J・クレーマー会長兼CEOは、「為替相場と世界経済の逆風の中、優れた営業利益を達成した」と語っている。