統計局の発表によると、2015年6月の消費者物価指数(CPI=2010年を100として算出)は113.0ポイントとなり、前月比で0.6%、前年同月比で2.5%のそれぞれ上昇となった。
前月比では、12の調査対象グループのうち9グループでCPIが上昇した。最もアップ率が高かったのは交通費(3.0%)で、家具・家庭用品等の0.5%がこれに続いた。食品・飲料と保健も0.4%のアップ。
教育、外食・宿泊、雑品・サービスが共に0.2%上昇し、酒類・たばこと娯楽・文化が共に0.1%アップした。一方、家賃・光熱費と通信費は横ばいで、衣料・履物は0.3%マイナスとなった。
1-6月の累計では全体で1.4%の上昇となった。交通費を除く11グループで上昇した。