アディダス、海に捨てられたプラスチックゴミを再利用したシューズ

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アディダス、海洋プラスチック廃棄物と刺し網が原料の「シューズ・アッパー」…フットウェア・コンセプト
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アディダスは、Parley for the Oceans(パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ)とのパートナーシップを記念して、コラボレーションをきっかけに誕生したフットウェア・コンセプトを発表した。

パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズとは、海洋環境の現状に関する認識を高めるために、様々なクリエイター、思想家、リーダーたちが集い、保護・保全を訴えるプロジェクトでのコラボレーションを展開する団体だ。アディダスは創設メンバーの一員として、Ocean Plastic Program(海洋プラスチック・プログラム)をサポートしている。

米国ニューヨークの国連総会ホールで6月29日、気候変動に関するハイレベル・イベントの一環として、「Oceans. Climate. Life.」と題したイベントが開催。アディダスのグローバル・ブランドを統括するエリック・リッキー氏と、パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ創設者のシリル・グッチ氏がパートナー関係について語り合い、ユニークな試作品を披露した。

アディダスは、海洋廃棄物や違法に設置された深海の刺し網より、回収・再利用した糸と繊維のみで作られた世界初のシューズ・アッパーを開発。刺し網は、非合法の密漁船をParleyのパートナー組織シー・シェパードが110日間にも渡って追跡し続け、ようやく西アフリカ沖合で回収した。

今回発表したコンセプト・シューズは、本年度後半の発表が予定されている海洋プラスチック廃棄物を再利用した一般消費者向け製品に先駆け、同社とパーレイ・フォー・ジ・オーシャンズが目指す方向を示すものとなっている。

アディダス、海洋プラスチック廃棄物と刺し網が原料の「シューズ・アッパー」…フットウェア・コンセプト

《美坂柚木@CycleStyle》

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