【シンガポール】楽天は2日、現地の人が企画したユニークなツアーを紹介あっ旋するウェブサイト「ボヤジン」を運営するボヤジン(本社:シンガポール、代表取締役CEO:高橋理志)の株式の過半数を取得したと発表した。訪日外国人向け事業の強化が狙い。
「ボヤジン」で紹介されているツアーは▼ベトナムでフリーペーパーを作っている人が案内してくれる現地食べ歩きツアー▼インドでスラム街出身の人にスラム街を案内してもらうツアー▼日本で元寿司職人から寿司作りを習うツアー――など。
ボヤジンはこのサービスを英語、日本語、中国語(簡体字、繁体字)で展開し、アジアを中心とした50以上の国・地域で、現地の文化体験や隠れスポットへのツアーなど約1700のツアーを提供している。