学習ソフトウェア情報研究センターは、7月27日、教職員を対象とした「情報教育セミナー2015」をニッショーホールにて開催する。タブレット端末活用に関するパネルセッションや、テーマに沿った講演が行われる。参加申込み受付けは7月21日まで。
学校教育においてICT活用の取組みが広がるなか、タブレットなどの情報機器を導入した学習効果の検証が進められ成果を高めつつあるという。今後ますます加速するタブレット端末の活用を前に、子どもたちがより能動的に学習する力を身に付けるよう教育関係者のさらなる取組みが課題となっているようだ。
2015年の情報教育セミナーのテーマは「タブレット端末活用とアクティブ・ラーニング」。アクティブ・ラーニングに創造思考やデザイン思考の技法を導入する際の留意点などについて、具体的な実践例をもとに考察を行う。
当日は、文部科学省情報教育課長の豊嶋基暢氏による基調講演「『教育の情報化』に対する文部科学省の施策」のほか、アクティブ・ラーニングに関する2つの特別講演を実施。そのほか、タブレット端末活用やタブレット端末導入環境に関するパネルセッション、学習デジタル教材コンクールの表彰式などが行われる。