【アウディ A1 改良新型】3気筒でもプレミアムブランドらしいエンジンに

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アウディ A1 改良新型
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アウディ『A1』が装備、仕様を一部変更し、6月18日から発売される。今回の最大のポイントはアウディ初の1リットル3気筒エンジンの搭載にある。

アウディジャパンはこのエンジン搭載車をエントリーグレードと位置づけ、249万円で販売する。商品改良前のエントリーグレードと比較をすると、32万円安くなった。アウディジャパン代表取締役社長の大喜多寛氏は「1リットル3気筒エンジン採用の結果、コストが抑えられ、非常にお買い得な価格設定が出来た」とコメント。

これまでのエントリーグレードは1.4リットルTFSIだった。アウディジャパン商品企画プレセールス部の徳永雄三氏は、「(3気筒エンジンは)燃費を高めるために、より高効率化を図るべく開発をしており、1.4リットルと比較をしても遜色のないパワーを持ちつつ、かつ、極めて軽量でしかも燃費も良いエンジンが導入できた」と完成度の高さを評価。

徳永氏は、「A1を普段の足として使い必要以上のパワーを求めていないユーザーに向けて、より求めやすい価格のクルマを作るために3気筒エンジンを選択した」とするが、プレミアムブランドとしてのレベルは十分確保しているという。

このエンジンはフォルクスワーゲン『up!』に搭載している3気筒エンジンと基本設計は共通だ。しかし、アウディではバランサーシャフトを採用したほか、直噴ターボ化することで、「コストをかけ、3気筒だからといって今までのドライバビリティやフィーリングをスポイルすることなく、アウディのプレミアムに相応しいエンジンに仕上がっている」と述べた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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