スズキ のインド新車販売、29.6%増…2か月ぶりに増加 4月

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは5月1日、4月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、11万1748台。前年同月比は29.6%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

11万1748台の販売台数の内訳は、インド国内が10万0709台。前年同月比は27.3%増と、12か月連続のプラス。輸出は1万1039台で、前年同月比は56%増と、2か月ぶりに増加する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で8万4188台を販売。前年同月比は28%増と、2か月ぶりのプラス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万2069台を販売。前年同月比は45%増と、12か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』を含めて、4月はセグメント合計で4452台を販売。前年同月比は11.2%減と、2か月連続で減少した。

マルチスズキの2014年度(2014年4月から2015年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、2010年度の127万1005台を上回り、過去最高の129万2415台。前年比は11.9%増と、プラスに転じている。

《森脇稔》

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