川崎重工は7日、ガス・マレーシア・エネルギー・アドバンスより20メガワット(MW)級ガスタービン発電設備2台を受注したと発表した。
アジアのガスタービン販売・サービス拠点であるマレーシア法人、カワサキ・ガスタービン・アジア(KGA)を通じて受注したもので、自社開発の「L20A」を搭載する天然ガス焚きのガスタービン発電設備「GPB180D」2台をペナン州にある東レグループ・マレーシア工場の主電源および熱供給設備として設置。2016年中頃の運用開始を予定している。
ガス・マレーシアが東レグループ向けに実施するエネルギーサービスに活用するもので、東レ・インダストリーズ(マレーシア)、ペンファイバー、ペンファブリック、東レ・プラスチックス(マレーシア)が供給対象。ガスタービンからの排熱は工場の生産工程で利用される。