アブドル・アジズ・カパラウィ副運輸相は、8月からジョホール州に入国する外国籍車両に対して車両入国許可証(VEP)手数料として20リンギを課すると明らかにした。ザ・サンが報じた。
シンガポール籍車両を含む全ての外国籍車両が対象となる。手数料は、コーズウェイ(連絡道)と第2リンクで徴収する。現在VEP手数料を徴収するための設備等の購入及び設置が進められている。
マレーシア中小企業(SME)協会は、企業の運営費の増加につながり、増加したコストは消費者へ転嫁されることになるとの見解を示した。
昨年8月1日から、シンガポールによる外国籍自動車入国許可証(VEP)費用が35Sドル(90リンギ)に引き上げられ、マレーシアによるコーズウェイの四輪車通行料金の大幅値上げが行われ乗用車の料金は5倍の16.50リンギとなった。
一方で、アブドル副大臣は、来年にはタイとの国境においても同様のVEP手数料を徴収する計画だと明らかにした。