マレーシア王立警察は昨年、国内の犯罪発生件数が前年比12.6%のマイナスになったと発表した。ザ・サンが報じた。
25日、「ポリス・デー」の祝賀行事に出席したカリド・アブ・バカル警察長官によると、警察は犯罪率の減少のために取り組みを続けており、警察の業務の改善に向けて改革を進めてきた。
2013年の犯罪件数は14万7062件だったが、2014年は12万8544件だった。犯罪の種類別では暴力犯罪が全体の13.4%(3950件)、窃盗などの財産犯罪が12.4%(1万4568件)だった。
警察長官は、国民全体が犯罪の取り締まりに向けて目を光らせることも需要で、警察とコミュニティが協力して安全な国家作りに取り組むことが重要だと述べた。
ネグリ・センビラン州セレンバンでは、私服の婦人警官が宝石や高額なハンドバッグを持ってバスのターミナルやスーパーマーケットなどでおとり捜査を行いひったくり犯の摘発を行っている。
ジョホールバルでは、開発プロジェクトが活発化していることを受けて警察も人員を増強するなど対策を行っている。プトラジャヤではバイクの強盗や住宅への強盗被害などが月間30件程度報告されているという。