イタリアのプレミアムスポーツメーカー・マセラティから、自社初となるSUV『レヴァンテ』が登場する。その試作車をウィンターテストで生撮りした。SUVコンセプト『クーバン』から4年を費やし、満を持してのデビューとなる。
親会社のフィアットはこのプロジェクトに約1400億円を投入したとも言われており、今までブランドに馴染みのない新規願客の拡大に繋げたいようだ。
昨年市街地でスクープされた時と同様に、マセラティを牽引するサルーン『ギブリ』の車高を上げフェンダーが広幅されたようなミュールボディだ。フロントウィンドウも立っておりSUV風になっている。ホイールベースは約3m、全長は5m程度とポルシェ『カイエン』やBMW『X5』より大きなボディとなりそうで、パッセンジャーは5人となる。
パワーユニットは450psを発揮する3リットルV6ツインターボと、550psの3.8リットルV8ツインターボなどがラインナップ予定だ。
またマセラティはレバンテをオンリーワンのSUVとし、廉価モデルの発売はしないようだ。
ワールドプレミアは2015年秋から年末になるだろう。