昭文社、山と高原地図 2015年版を発売…槍・穂高など一部タイトルを全面改訂

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昭文社 山と高原地図 2015年版
  • 昭文社 山と高原地図 2015年版
  • コースガイド例
  • 磁北線
  • 詳細拡大図例
  • スマートフォンアプリ 山と高原地図

昭文社は、50周年を迎えた登山地図シリーズ「山と高原地図」の2015年版を、3月2日より発売する。

2015年版では、槍ヶ岳・穂高岳などを含む一部タイトルから、より「使いやすく」「見やすく」「わかりやすい」登山地図を目指し、全面改訂をスタートさせた。

全面改訂では、通常採用されている5万分の1の縮尺地図に加え、分岐や複雑なルートを拡大図やイラストで詳しく記載。道迷いの危険が高いポイントを分かりやすく表現した。また、真北と磁石が示す磁北の偏差を確認するための「磁北線」をあらかじめ地図に一定間隔で表示した。

登山コースを紹介する小冊子も改良。コースタイムや解説などに加えて高低差グラフを追加したほか、日帰り向きか一泊が必要かなど登山プランを提案し、登山計画に役立つ情報を増やした。また、アイコンをわかりやすく改良。コースタイムや危険箇所、分岐の名称などの表示も見やすくし、主要な山頂からの展望図や登山道までのアクセス案内図を追加するなど、数多くの点を改良した。

さらに同社では、スマートフォンアプリ「山と高原地図」も3月中旬より2015年版にリニューアル。出版物と同じ地図を見ることができ、現在位置の表示や登ったルートの記録、登山専用サイト「ヤマレコ」でのシェアも簡単にできる、登山必携のアプリとなっている。

2015年版は全59タイトルを一斉発売。価格は各1080円。なお、2015年版にて全面改訂されるのは「鳥海山・月山」「金峰山・甲武信」「箱根」「槍ヶ岳・穂高岳」の4タイトル。

《纐纈敏也@DAYS》

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