ボッシュ、シーメンスとの家電合弁会社を完全子会社化

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ボッシュ(参考画像)
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ボッシュ・グループは、ボッシュとシーメンスの合弁会社だった家電大手 BSH Bosch und Siemens Hausgerate GmbH(BSH)を完全子会社化したと発表した。

ボッシュは関係官庁の認可を経て、1月5日にシーメンスが保有していた残り50%のBSH株式を取得。これにより、ボッシュとシーメンスの折半出資合弁会社だった同社は、ボッシュの100%出資子会社となった。

2013年の売上高が約105億ユーロ(約1兆4000億円)に達し、約5万人の従業員を擁するBSHは、商業登記簿に記載されたのち、社名をBSH Hausgerate GmbHに切り替える。ボッシュはBSHを完全に傘下に収めることで、建物と家電製品をネットワーク化していく分野でのビジネス拡大を目指す。

BSHの消費財事業が完全に連結決算の対象となるため、同事業セクターは今後、ボッシュの売上高の約4分の1を占める。同社の自動車以外の分野の売上高をすべて合わせると、全体で40%を超える見込みで、売上高の約半分を自動車以外の事業から獲得するという目標への足がかりとなる。

《纐纈敏也@DAYS》

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