ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は2月13日、BMW『X5 3.0si』などの燃料ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『523i』『523i ツーリング』『528i』『528i ツーリング』『535i』『535i ツーリング』『535i グランツーリスモ』『550i』『550i グランツーリスモ』『550i xDrive グランツーリスモ』『640i カブリオレ』『650i カブリオレ』『X5 3.0Si』『X5 4.8i』『X5 xDrive 35i』『X5 xDrive 50i』『X5 M』『X6 xDrive 35i』『X6 xDrive 50i』『X6 M』の20車種で、2007年3月28日~2011年6月10日に製造された1万7636台。
燃料ポンプにおいて、配線と端子の圧着作業が不適切なため、過度に圧着されているものがある。そのため、電気抵抗の増加によって当該部分が過熱して周辺部分が溶損し、燃料が漏れるおそれがある。
改善措置として、全車両、当該燃料ポンプを対策品と交換し、端子コネクタを新品と交換する。
不具合発生件数は23件、事故は起きていない。市場からの情報および国土交通省の指摘により発見した。