金融大手のCIMBグループは6日、組織再編を中心とした中期的事業戦略目標を発表した。2018年決算までの目標を定めたもので、3月付けで実施に移す。
「T18」と呼ばれる同計画は、2014年1月から実施している事業戦略の見直しを基に作成したもので、様々なイニシアティブを通じて自己資本利益率(ROE)を15%以上に引き上げる。また、費用収益比率を50%以下に、消費者金融部門を収益の60%以上に貢献させるために努力する。
経営陣を入れ替え、コスト構造を合理化し優先事項から取り組むことで事業の成長を目指す。