メルセデスベンツ、ブラジル新工場の起工式…2016年から Cクラス 生産へ

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ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは2月5日、ブラジルにおいて、乗用車の新工場建設の起工式を行った。

メルセデスベンツは新工場の建設に、およそ5億レアル(約215億円)を投資。2016年第1四半期(1‐3月)から、メルセデスベンツ『Cクラス』、2016年の半ばからSUVの『GLA』を組み立てる。年産台数は、最大で2万台を計画。

ブラジル新工場の建設は、メルセデスベンツの2020年に向けた中期経営戦略の一環。ブラジルで生産したCクラスとGLAは、成長著しいブラジルや南米各国で販売される。

また、新工場は、およそ600名の新規雇用を創出。サプライヤーまで含めた間接雇用は、およそ3000名を見込む。

新工場の起工式において、ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車の生産担当、Markus Schafer取締役は、「ブラジルでの現地生産が、急成長中のブラジル市場での可能性を広げてくれるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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