ニチユ三菱フォークリフトは、スリーウェイタイプバッテリーフォークリフト「ラックフォーク」(1.0~1.5トン積)をフルモデルチェンジし、2月10日から販売開始する。
今回のモデルチェンジでは、安全性、操作性、省エネ性で改善を図った。
「電動ヘッド」を全機種に採用し、積み荷へのショックを大幅に低減した。運転席の右奥に「プレゼンススイッチ付新ペダル」を採用して安全な乗車姿勢で荷役操作が可能となる。また、マスト掛けホース数を削減し、高剛性の専用マスト材を採用しながら前方視界を広く確保し安全性を向上させた。
操作性においては、走行・荷役フィーリングを幅広く調整できる「カスタムフィーリングシステム」を搭載し、作業効率の改善を図った。乗降性を向上するため、キャスター輪を小径化することなく低床フロア化を実現。フロア高さは従来の360mmから315mmに下げた。
省エネ性能では、シフト・ローテイト機構の全機種電動化により、電力消費を従来の油圧式と比べ最大12.5%カットし、稼動時間は従来比最大22%アップする。
デザインも一新した。2014年度「グッドデザイン・ベスト100」を受賞した、リーチ型バッテリーフォークリフト「プラッター」のデザインと統一、シンプルで無駄がなく、機能的なデザインを目指した。