12月の企業倒産件数、17か月連続減少で今年最少を記録…帝国データバンク

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件数・負債総額の推移
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帝国データバンクは、12月の企業倒産集計を発表した。倒産件数は647件で、前月比は3.6%、前年同月比も10.9%の減少となった。17か月連続で前年同月を下回り、2014年最少を記録。12月としては2000年(684件)以来14年ぶりの600件台にとどまった。

負債総額は1792億4600万円となり、前月比は62.9%、前年同月比も2.0%の増加と、7か月ぶりに前年同月を上回った。

業種別に見ると、建設業(136件、前年同月比7.5%減)、小売業(128件、同4.5%減)など、7業種中5業種で前年同月を下回り、うち製造業(82件、同32.2%減)、卸売業(93件、同19.1%減)など3業種は前年同月比2ケタの大幅減。

主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の構成比は80.7%(前月79.3%、前年同月82.8%)。前月を1.4ポイント上回ったものの、前年同月を2.1ポイント下回り、2か月ぶりの80%台となった。

《成瀬雄太@DAYS》

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