12月末の外貨準備高、前年同期比8.2%減少 マレーシア

2014年12月31日時点における外貨準備高は4,055億リンギとなり、前年同期の4,419億リンギから8.2%の減少となった。米ドル建てでは1,160億米ドルとなり、同1,349億米ドルから14.0%のマイナスとなった。

エマージング・マーケット 東南アジア

2014年12月31日時点における外貨準備高は4,055億リンギとなり、前年同期の4,419億リンギから8.2%の減少となった。米ドル建てでは1,160億米ドルとなり、同1,349億米ドルから14.0%のマイナスとなった。

半月前の12月15日時点(3,941億リンギ=暫定値)との比較では、2.89%の増加となった。米ドル換算では47億米ドルの大幅マイナス。中銀は2014末の準備高が輸入高の8.4カ月分、短期対外債務の1.1倍あるとし十分だと強調している。

マレーシアの外貨準備高は、2012年8月半ばには4,300億リンギを突破。9月末から2013年初頭までいったん4,200億リンギ台に減らしたが、再び上昇に転じて2013年10月末には4,462億リンギまで上昇していた。その後は再び減少に転じ、2014年2月末には4,300億リンギ台を、同年9月末には4,200億リンギ台を割り込んでいた。

伊藤 祐介

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