日産自動車は1月6日、ブラジル・リオデジャネイロの新工場において、排気量1.0リットルの直列3気筒ガソリンエンジンを生産すると発表した。
リオデジャネイロの新工場は、2014年4月に稼働。現在、1.6リットルの直列4気筒ガソリンエンジンを組み立てている。
今回、日産自動車は、リオデジャネイロの新工場に、1億レアルを追加投資すると発表。2015年からの排気量1.0リットルの直列3気筒ガソリンエンジンの生産に備える。今回の投資に伴い、同工場ではおよそ25名の雇用が創出される見込み。
排気量1.0リットルの直列3気筒ガソリンエンジンは、最大出力76hp、最大トルク10kgmを発生する。新型『ヴァーサ セダン』に搭載される予定。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOは、「ブラジルで新型3気筒エンジンを生産することは、ブラジル市場を重視している証。競争力を増すために、現地化を進めていく」と述べている。