マレーシア政府は、今年4月に導入する物品・サービス税(GST)の商業向けガイドブックを発表した。登録済みの30万社に電子メールで送信する。
チュア・テーヨン第2副財務相によると、ガイドブックには課税及び非課税対象の1800の商品リストが掲載され、日用品雑貨、食品、飲料、果物、野菜、美容製品、健康製品、衣服など13の項目から成っている。商業者のGST導入に向け、商品価格の見直しなどの準備に利用される。ガイドブックのリストには今後、8200の対象商品が追加される予定だ。
チュア第2副財務相は、5日時点でこれまで登録を行った企業数は、30万1306社に上り、政府が昨年末までに目標としていた24万社を超えたと明らかにした。
最も登録が多かったのは、小売及び卸売り産業で12万3000社となった。それに不動産及び建設産業(4万9000社)、サービス産業(3万3000社)が続いた。