車両入国許可証手数料、来年半ばから導入へ…マレーシア副運輸相

アブドル・アジズ・カパラウィ副運輸相は、来年半ばからジョホール州に入国するシンガポール籍車両に対して車両入国許可証(VEP)手数料として20リンギを課すると明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

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アブドル・アジズ・カパラウィ副運輸相は、来年半ばからジョホール州に入国するシンガポール籍車両に対して車両入国許可証(VEP)手数料として20リンギを課すると明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

手数料は、コーズウェイ(連絡道)と第2リンクで徴収する。

VEP手数料は1月から課される予定だったが、機材の導入等の準備に時間を要するため、課金開始を延期した。運輸省は導入に関して問題がないよう、詳細や手順全てに関しての調査を実施しているという。

ジョホール州の税関によると、今年上半期に3350台のの自動車が第2リンク、476台がコーズウェイを利用している。

ジョホール州の野党である民主行動党(DAP)のボー・センホウ氏は、シンガポールナンバーを所有しているマレーシア人が多いことから、手数料は導入すべきではないとの見解を示した。また人民正義党(PKR)のジミー・プア氏も、海外ナンバーを持つマレーシア人は対象から除外すべきと述べた。一方でマレーシア中小企業協会(SMIA)のテー・キーシン会長は、マレーシアとシンガポールは協議を行うべきとし、2国間に壁を作るようなことはすべきではないとの見解を示した。

広瀬やよい

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