北欧最大の航空会社、スカンジナビア航空は12月12日、DVB銀行(ドイツ)からの総額7400万ドル限度の航空機プレデリバリー・ペイメント(PDP)方式融資を完了したと発表した。
融資は「A330-300エンハンスド」2機と「A320neo」6機の購入用。計8機の購入手続きは、航空機の引き渡し前に行われ、購入費用の一部にDVB銀行からの融資金が活用される。なお、一回の融資限度額は5400万ドル。
スカンジナビア航空グループのヤンソン・執行副社長兼最高財務責任者は「融資枠を設定する貸付契約の締結に大変満足している」とコメント。エアバス機は2015年後半から17年前半にかけて引き渡される予定。同航空は引き渡しごとに融資金を返済するとしている。