豊田合成は12月8日、インドの自動車部品企業 ミンダ社、豊田通商と合弁で、インド北部のハリヤナ州 バワルに自動車用ゴムホースを生産・販売する新会社を設立すると発表した。
新会社の名称はMINDA TG Rubber Pvt. Ltd.(MTG)。出資比率はミンダ社が51%、豊田合成が44%、豊田通商が5%。資本金は3億5000万ルピー(約6億円)、投資額は6億8000万ルピー(約12億円)。自動車生産が拡大し需要が見込まれるインドにおいて、顧客の現地調達化ニーズが高いブレーキホースなどを現地で生産するカーメーカーに供給することをねらいに設立、2015年9月より生産を開始する。
同社は既にミンダ社と合弁でセーフティシステム製品とオートモーティブシーリング製品を生産するTGMIN(Toyoda Gosei Minda India)を事業展開。相互に経営権を持つ会社を有することで、より強固なパートナーシップを構築し、両社協業による事業の拡大をさらに推進していく。