ペンゲラン石油施設、併給発電所で起工式 2017年半ばに4ユニット稼働

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は、ジョホール州ペンゲラン総合石油コンプレックス(PIPC)において併給発電所(PCP)の起工式を行った。ザ・サンが報じた。

エマージング・マーケット 東南アジア

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は、ジョホール州ペンゲラン総合石油コンプレックス(PIPC)において併給発電所(PCP)の起工式を行った。ザ・サンが報じた。

PCPの開発には50億リンギが投じられる。2017年半ばに4ユニット、2019年までに残りの3ユニットで稼働を開始する。PIPC向けの電力1220メガワットを発電する。シーメンス、シーメンス・マレーシア、MMCエンジニアリングのコンソーシアムが建設する。

ペトロナスは270億米ドル(885.6億リンギ)を投じてPIPCの開発を進めている。PIPC開発は、2.43ヘクタールにおいて行われる石油精製から石油化学までの一貫生産プロジェクト。2019年の稼働開始が見込まれている。

鍬入れ式に臨席したジョホール州公共工事・地方地域開発委員会のハスニ・モハマド議長は、PIPCの開発により、1700億リンギの投資誘致につながると見込んでいると述べた。ジョホール州が石油&ガス(O&G)の拠点となりアジアのロッテルダムとなることができるとの見解を示した。

広瀬やよい

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