いすゞ自動車は10月30日、大型トラック『ギガ』の排気管に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『ギガ』1車種で、2010年6月18日~2013年10月3日に製造された計1763台。
大型トラックにおいて、排気管のフレキシブルパイプの構造が不適切なため、走行時の振動によりフレキシブルパイプのベローズが内管と干渉し、摩耗するものがある。そのため、そのまま使用を続けると摩耗が進行して穴があき、最悪の場合、排気ガスが漏れるおそれがある。
全車両、排気管を対策品に交換する。また、一部車両においては、排気ブレーキパイプ、パワーステアリングパイプ、ブレーキパイプを形状変更したものに交換する。
不具合は11件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。