イスマイル・サブリ・ヤアコブ農業農業関連産業相は、マレーシアからハラル(イスラムの戒律に則った)商品を日本へ輸出すると明らかにした。
千葉県がハラル商品のゲートウェイとなるという。イオンが日本全国にある1,800カ所以上のスーパーマーケットにおいて販売する。マレーシアから新鮮で清潔なハラル商品を輸出するための合同委員会が間もなく設立される。
イスマイル大臣は、2020年に日本でオリンピックが開催されることから、数千人のイスラム教徒の観光客や競技参加者が訪日することが見込まれており、日本がハラル商品を輸入する好機であるとの見解を示した。
これまでマレーシアは中国やアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、カタールなどの国にハラル商品を大量輸出している。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、10月26日、ベルナマ通信、10月25日)