【タイ】タイで乗り合いバンの事故が多発している。
14日午後4時ごろ、東部チョンブリ県の特別国道7号線で、バンコク発の乗り合いバンが大型トラックに追突し、バンの乗客、乗員7人がけがをした。
ほぼ同時刻、東部チャチュンサオ県のバンナー・トラート道路で、大型トラックがバンコク発の乗り合いバンに追突し、バンの乗客、乗員5人がけがをした。
翌15日午前6時ごろ、東北部ナコンラチャシマ県の国道2号線で、乗り合いバンが道路脇の立木に衝突し、乗客、乗員10人がけがをした。
同日午後2時ごろ、東部ジャンタブリ県のスクムビット通りで、ジャンタブリ発東部トラート行きの乗り合いバンが横転し、乗客、乗員15人がけがをした。
乗り合いバンは都市間移動の手軽な手段として人気があるが、乱暴な運転と事故の多発でも知られる。タイ軍事政権はバンコク首都圏で乗り合いバンの車両登録を行うなど規制に乗り出しているが、安全確保の面では効果が上がっていないようだ。