日本化薬、Nセンビラン州に自動車安全部品製造工場を開設

薬品、自動車部品メーカーの日本化薬は9日、ネグリ・センビラン州セレンバン近郊にあるセンダヤン・テック・バレーにおいて自動車安全部品製造工場の開設式を行った。

エマージング・マーケット 東南アジア

薬品、自動車部品メーカーの日本化薬は9日、ネグリ・センビラン州セレンバン近郊にあるセンダヤン・テック・バレーにおいて自動車安全部品製造工場の開設式を行った。

日本化薬は昨年2月に、10万リンギを投じてマレーシアにカヤク・セイフティ・システムズ・マレーシアを設立し、工場設立のためセレンバンにおいて土地を購入していた。マレーシア工場はセイフティシステムズにとり、5カ所目となる。これまでに日本、チェコ共和国、メキシコ、中国に工場を設立している。

工場では、関係会社のセイフティシステムズが日本で生産していたスクイブ、ガス発生剤、エアバッグ用インフレータ、シートベルト・プリテンショナー用マイクロ・ガス・ジェネレータなどを生産する。2015年の商業運転開始、向こう5年で300人の雇用の創出が見込まれている。

マレーシア投資開発庁(MIDA)によると、今年年初5カ月の製造業における投資は252億リンギとなった。日本からの投資額が最も高く33件のプロジェクト、額にして89億リンギを誘致した。

広瀬やよい

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