広島市交通科学館、スカイレールの見学会開催…10月25日

鉄道 行政
広島市交通科学館はスカイレールの見学会を10月25日に開催する。ロープウェイと懸垂式モノレールを組み合わせたようなシステムが特徴だ。
  • 広島市交通科学館はスカイレールの見学会を10月25日に開催する。ロープウェイと懸垂式モノレールを組み合わせたようなシステムが特徴だ。
  • スカイレールはロープウェイと同じ急勾配向けの交通システムだが、軌道桁によって車体を支持する方式のため、ロープウェイより風に強いといった利点がある。

広島市交通科学館(広島市安佐南区)は10月25日、スカイレールサービスが運営する広島短距離交通瀬野線(スカイレールみどり坂線)の見学会を開催する。

スカイレールみどり坂線は、安芸区内のJR山陽本線瀬野駅に隣接するみどり口駅と、同駅北側の住宅団地「スカイレールタウンみどり坂」内のみどり中央駅を結ぶ、全長1.3kmの軌道交通。機種は神戸製鋼所や三菱重工業などが開発したロープ駆動式懸垂型交通システム「スカイレール」で、法律上は軌道法に基づく懸垂式モノレールに分類されている。1994年、積水ハウスなどが出資する運営会社のスカイレールサービスが設立され、1998年8月28日に開業した。

見学会は午前の部(11時から)と午後の部(13時30分から)の2回行われ、所要時間は各回約50分の予定。みどり口駅に集合し、スカイレールサービスの社員による設備や車両の解説と乗車体験が行われる。

参加できるのは小学5年生以上で、各回15人を募集。参加費は中学生以上が420円、小学5・6年生が260円になる。参加に際しては事前に往復はがきで広島市交通科学館に申し込む必要がある。締切は10月11日(必着)。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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