自動車のコーティングにも使われる、ポリウレタンの原料大手がタイ進出

エマージング・マーケット 東南アジア
【タイ】宇部興産はタイの全額出資子会社ウベファインケミカルアジアの工場にポリカーボネートジオール(PCD)の製造設備(年産能力3000トン)を新設し、2015年10月に稼働する。

 宇部興産のPCDの年産能力は稼働後、日本2000トン、スペイン6000トン、タイ3000トンの計1万1000トンとなる。

 PCDは主に高級ポリウレタンの主原料(ポリオール成分)として使用される。PCDを使用したポリウレタンは従来のポリエステルやポリエーテルを使用したポリウレタンと比較し、耐熱性、耐加水分解性、耐油性、耐候性などの機能が大幅に向上し、肌触りの高級感も評価されている。用途は自動車、家具、建材、電子機器などのコーティング、人工皮革、接着剤など。

宇部興産、タイで高級ポリウレタン原料製造

《newsclip》