マレーシア三菱東京UFJ、イスラム民間開発公社と契約締結

マレーシア三菱東京UFJ銀行は、イスラム開発銀行グループ傘下のイスラム民間開発公社と1億米ドル(3億1700万リンギ)規模のイスラム金融に関する契約を締結した。ザ・スターが報じた。

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア三菱東京UFJ銀行は、イスラム開発銀行グループ傘下のイスラム民間開発公社と1億米ドル(3億1700万リンギ)規模のイスラム金融に関する契約を締結した。ザ・スターが報じた。

契約は、コモディティ・ムラバハと呼ばれ、コモディティーの売買を介在させることでイスラム教で禁じられている利息の授受を回避する取引。運転資金をはじめとする幅広い資金ニーズに対応できる。イスラム民間開発公社の会員国である、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、トルコ、エジプト、パキスタンなど56カ国で金融プロジェクトを行う。

マレーシア三菱東京UFJ銀行の西田直樹 最高経営責任者(CEO)によると、4月に東京において両行は、世界的にイスラム金融産業に進出機会を図るため戦略的提携に関して覚書を締結していた。マレーシア三菱東京UFJ銀行は、今後もイスラム民間開発公社とのさらなる提携を強化して行く方針だ。

広瀬やよい

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