DIYショー(JAPAN DIY HOMECENTER SHOW)では「Fabフェスティバル」と題した3Dプリンタや電子ミシンを使ったアバンギャルドなDIYを楽しめるコーナーがある。
Fabフェスティバルは、FabCafe、Happy Printers、coromozaという3社が共同で運営するイベントブースで29日、30日と開催される。
FabCafeは3Dプリンタ、レーザーカッターなどが利用できるファブリケーションカフェ(コーヒーも飲める)。Happy PrintersはUVプリンタの利用ができる印刷工場。coromozaは電子ミシン、アイロンなど洋裁に関する機器が利用できるアトリエだ。
3Dプリンタなどは、なかなか個人でも持つ人は多くない。安くなってきたとはいえ、これらの最新鋭のデジタルツールは、これらの工房やアトリエ、コミュニティスペースで利用することが多い。
Fabフェスティバルは、これらのツールを利用して新しいモノ作りを体験するイベントだ。参加者は電子ミシンでパッチワークや刺繍などを体験したり、ポーチを作ったりする。3Dプリンタでは、スキャンしたデータなどを利用してオリジナルのチャームやアクセサリなどを作ることができる。UVプリンタは、レーザーカッターで加工したアクリル板などにさまざまな絵柄を焼き付ける、チャームやプレートなどを作る。
DMMが3Dプリンタの出力サービスを行っているが、ホームセンターで3Dプリンタやレザーカッターが利用できれば、これらのデジタルファブリケーションはもっと身近になるに違いない。安い3Dプリンタはそろそろホームセンターで売ってもいいのではないだろうか。