川崎重工、中国グループ会社が6万1000重量トン型ばら積運搬船「ウエスターン・ハーモニー」を引渡し

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川崎重工中国グループ会社、6万1000重量トン型ばら積運搬船「ウエスターン・ハーモニー」を引渡し
  • 川崎重工中国グループ会社、6万1000重量トン型ばら積運搬船「ウエスターン・ハーモニー」を引渡し

川崎重工業は、中国南通市のグループ会社の南通中遠川崎船舶工程(NACKS)がハンドベル・シッピング向け6万1000重量トン型ばら積運搬船「ウエスターン・ハーモニー」を引き渡したと発表した。

船は、船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を備える。各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能。

省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関と高効率タイプのプロペラ、川崎重工が開発したカワサキフィン付ラダーバルブ、コントラフィン付セミダクトに加え、抵抗の少ない滑らかな船首形状の採用で推進性能を向上させることにより、燃料消費量の低減を図った。

主機関のHHM-MAN B&W 6S50ME-B9.2TIIディーゼル機関と、発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応している。航海速力は約14.45ノット。定員は25人。

《レスポンス編集部》

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