韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は8月1日、7月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は37万9820台。前年同月比は4.4%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
海外では7月、32万0180台を販売。前年同月比は5.2%増と、6か月連続のプラス。その内訳は、海外生産分が6.2%増の22万3080台と、引き続き好調。輸出分は9万7100台で、前年同月比は2.9%増と、2か月ぶりに前年実績を超えている。
海外では、米国での新車販売が、回復傾向。7月の記録を更新する6万7011台を売り上げた。前年同月比は1.5%増と、4か月連続で前年実績を上回る。
主力中型セダンの『ソナタ』が、新型投入により、前年同月比19.4%増の2万2577台と、5か月連続の前年実績超え。新型に切り替わったSUVの『サンタフェ』シリーズは、前年同月比26.4%増の8655台と、10か月連続のプラス。一方、小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、2万2213台と失速。前年同月比は7.3%減と、5か月連続のマイナス。
地元韓国の新車販売も、回復傾向。7月の韓国新車販売は5万9640台で、前年同月比は0.6%増と、7か月連続で前年実績を上回った。新型サンタフェ効果で好調だったSUVは、7月は26.6%減の1万1432台と、2か月連続の前年実績割れ。
一方、バスやトラックを含む商用車は、前年同月比11.6%増の1万4556台と、2か月連続で増加。乗用車は9.7%増の3万3652台と、4か月連続で前年実績を上回っている。
ヒュンダイの2014年1-7月世界新車販売は、286万9507台。同社の2013年の世界新車販売台数は、前年比7.3%増の472万1156台だった。

