禁止薬物を含む危険ドラッグで意識朦朧、危険運転容疑で逮捕

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今年6月中旬に愛知県名古屋市東区内の国道19号で発生し、1人が軽傷を負った追突事故について、愛知県警は4日、追突側のクルマを運転していた22歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。危険ドラッグを使用していたという。

愛知県警・東署によると、問題の事故は2014年6月19日の午後5時20分ごろ発生している。名古屋市東区葵1丁目付近の国道19号で、信号待ちをしていた乗用車に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突。乗用車を運転していた28歳の男性が打撲などの軽傷を負った。

追突してきた軽乗用車を運転していたた岐阜県美濃加茂市内に在住する22歳の男は意識が朦朧とした状態で、車内からは危険ドラッグ(脱法ハーブ)とみられる植物片と、吸引用のパイプが発見されており、警察では男がハーブを吸引後にクルマを運転したものとみて、調べを進めてきた。

発見・押収された植物片からは、今年7月に指定された禁止薬物を検出。警察は「事故当時は薬物影響で正常に運転できる状態にはなかった」と判断し、男を危険運転致傷などの容疑で逮捕した。

聴取に対して男は「ハーブは美濃加茂市内で購入した」などと供述しており、警察では入手ルートの特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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