いすゞ自動車は8月4日、2014年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高4049億4900万円(前年同期比-4.1%)、営業利益371億5300万円(-16.5%)、経常利益は383億3600万円(-19.2%)、純利益は213億5000万円(-22.7%)だった。
第1四半期連結累計期間の総販売台数は、11万3030台(-7.0%)。国内は復興需要に加え、国内向け投資の活発化による建設関連需要の増加もあり、1万4199台(+5.7%)と好調だった。海外は中近東・アフリカ地域でトラック販売が堅調に推移したが、タイ市場環境の停滞により、トラックおよびピックアップトラックの販売が低迷。9万8831台(-8.5%)と減少した。
損益については、主にタイでの減収や、今後に事業拡大に向けた成長戦略費用の増加などが影響し、減益となった。
通期業績見通しについては、前回予測を据え置いた。