GM、米テストコースが開業90周年…安全装備開発の中核拠点

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GMの米国ミシガン州ミルフォード・プルービング・グラウンドで行われる衝突テスト
  • GMの米国ミシガン州ミルフォード・プルービング・グラウンドで行われる衝突テスト

米国の自動車最大手、GMは7月31日、米国ミシガン州のミルフォード・プルービング・グラウンドが、開業90周年を迎えたと発表した。

ミルフォード・プルービング・グラウンドは、GMの中核テストコース。1924年、ミシガン州デトロイト郊外に開業した。

現在では、自動車の安全に関する様々なテストも実施。とくに、GMが特許を持つ新開発の後席内蔵型チャイルドシートをはじめ、フロントセンターエアバッグなどの安全装備は、ミルフォード・プルービング・グラウンドでのテストを経て、実用化されている。

また、ミルフォード・プルービング・グラウンドには2006年、横転テスト施設をオープン。GMが北米の自動車メーカーとして初めて、横転テスト施設を建設した。

GMのジャック・ジェンセン氏は、「現在の研究開発車両に用いられる技術は、過去とは比べものにならないほど優れている。しかし、テストの目的は不変で、安全性という名の下に、テストは行われる」と述べている。

《森脇稔》

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