アフガニスタンで行われる大統領選挙に関して、インドは12日、アフガニスタンの国民や政府、選挙機関が戦禍の絶えない国での円滑な選挙を行うことに期待するとの声明を発表した。Rang de Indiaが報じた。
アメリカ合衆国のジョン・F・ケリー国務長官はカブールに現地入りし、10年近くにわたり権力の座にいたハーミド・カルザイ大統領が退いた後に大統領となる人物を決定する6月14日の決選投票を視察した。
インド外務省はこの選挙に関して、円滑に行われることを期待すると共に、インドは常にアフガニスタンの国民を支え、平和で安定した、統一的で民主的な、そして豊かな国を築こうとするその過程を支援すると発表した。
また今回の大統領選挙では国民が暴力ではなく民主的な姿勢を見せたことに深く感動していると述べた。
しかし7日に56.4%の票を獲得したとして勝利を宣言したアシュラフ・ガニー元財務大臣に対して、アブドッラー・アブドッラー元外務大臣は不正があったとしてこの結果に異議を唱えている。