ホンダは、V型2気筒エンジン搭載の250ccロードスポーツモデル『VTR』と、そのハーフカウル仕様『VTR-F』を一部改良、また、足着き性を向上させた『VTR タイプLD』を新たにタイプ設定し、7月18日に発売する。
今回の一部改良では、VTRシリーズの全タイプにグリップ力と剛性に優れるラジアルタイヤを採用。コーナリングやブレーキング時のフィーリング向上を図った。また、リアタイヤの偏平率を従来モデルの70%から60%に変更して、トランスミッションのローレシオ化と同様の効果を得ることで、加速フィーリングの向上にもつなげている。なお、VTRとVTR-Fは、リアサスペンションのセッティングを変更することで、乗り心地の向上を図っている。
今回新たにタイプ設定したVTR タイプLDは、VTRをベースに、前・後サスペンションを専用セッティング。これにより、VTRに比べ15mm低い740mmのシート高とし、良好な足着き性と軽快な操縦フィーリングを両立している。
価格はVTRが59万8320円、タイプLDが60万9120円、Fが61万9920円。