15日午前3時35分ごろ、神奈川県大井町内の東名高速道路下り線を走行していた大型トラックのタイヤがバーストして出火。荷台に積載されていたプラスチック原料に延焼する事故が起きた。運転者にケガはなかったが、現場を含む区間が12時間に渡って不通となった。
神奈川県警・高速隊によると、現場は大井町赤田付近で片側2車線の緩やかなカーブ。大型トラックは走行中に右後輪のタイヤがバースト。車両の挙動に異変を感じた42歳の男性が車両を路肩に止めて車外に出たところ、出火していることに気づいた。
火は荷台に積載されていたプラスチック原料の樹脂に引火。車両は激しく燃え上がり、そのまま全焼した。運転者にケガはなかったが、溶け出た樹脂が路面を覆い、この撤去作業を行うため、現場を含む厚木~大井松田インターチェンジ間が約12時間に渡って通行止めとなった。
警察では運転者から事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。