DHLグローバル・フォワーディング・ジャパン、東京税関からAEO認定を取得

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DHLグローバル・フォワーディング・ジャパンは、東京税関からAEO制度における認定通関業者の承認を受けたと発表した。

認定取得で、輸出入貨物を直接取り扱う同社全国6拠点で顧客へ利便性の高い通関サービスを提供するとしている。

認定を取得したのは、成田カーゴセンター、羽田空港営業所、中部空港営業所、関西空港営業所、関西支社、福岡空港営業所の計6拠点。認定通関業者は、貨物のセキュリティー管理とコンプライアンス(法令遵守)の体制が整備された事業者として、税関長より認定を受けた通関業者のこと。今回の認定により、通関依頼を受けた輸出入者に対し、納税申告前の貨物の引取り(特例委託輸入申告制度)や、保税地域外の輸出申告(特定委託輸出 申告制度)など、顧客に利便性の高い通関手続きを提供することが可能となる。

同社のマーク・スレード社長は「より高品質な通関体制を整備し、今後も安全、確実かつ迅速な国際輸送サービスを提供する」と述べている。

同社は今年5月、神戸税関の免許を取得し、神戸港における海上貨物の通関業務を開始するなど、顧客の多様化するニーズに対して緊密に対応するため、通関業務などを含む付加価値サービスの拡充に取り組んでいる。AEO認定取得により、貨物の保安面においても、顧客の高まるセキュリティーニーズに応えていくとしている。

《レスポンス編集部》

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