日本の自動車メーカーはインド国内で人気の多くの車種を販売しているが、高級車市場は制覇できず大きな壁となっている。エコノミックタイムスが伝えた。
インド国内の自動車の2台に1台近くがマルチ・スズキ製であるにも関わらず、同社の最高級セダン『キザシ』は市場から撤退した。またホンダの『アコード』は2014年3月にわずか272台しか販売されず、前年の半分にまで落ち込んだため、同じく販売中止となった。世界最大の自動車メーカーであるトヨタも、高級車レクサスのインド参入を遅らせる見込みであると言う。
日本車は価値ある自動車と認識されてはいるが、高級車となるとブランドやステータスにこだわる顧客はBMVやアウディ、メルセデス、さらに最近はタタ傘下のジャガーに人気が集まる傾向にある。