ボルボの新ショールームCIのキーワードは、“クールアウトサイド、ウォームインサイド”

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ボルボ・カー港南台
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ボルボ・カー・港南台(神奈川県横浜市)は、最新のボルボショールームCI“VRE(ボルボリテールエクスペリエンス)”を全面採用した店舗だ。

VREのキーワードは、「クールアウトサイド、ウォームインサイドだ」とは、ボルボ・カー・ジャパンネットワークビジネス開発部ネットワーク・能力開発グループコーディネーターの小川由行さんの弁。これに基づき、「外観は冷たいが、中は暖かく見えるイメージを表現している」と話す。

これは、外観だけではなく、ショールーム内も同様で、「(クールさでは)ストリートと呼んでいるパートの床面は少し冷たい感じがして、まさにクルマが道路を走っている、もしくは停まっているイメージを演出している」という。

そこに展示される車両のレイアウトも、「これまでの斜め置きなどから、表の道路と並行、あるいは垂直にするという、ボルボのCIの明確な基準に沿ったもの」と説明。

ウォームの面では、“リビングルーム”と呼んでいる木の天井になっているスペースがある。ここは、ユーザーがサービス待ちなどで滞在するところで、「まさに、リビングのようにユーザーにくつろいで、ゆっくり待ってもらうという空間だ。照明についても、ダウンライトを設置し、暖色系の照明で(暖かい)イメージを出す演出をしている」と述べる。

また、VREの特徴のひとつとして小川さんは照明を挙げる。「これまで、ボルボのショールームの照明は、全体をまんべんなく照らしており、照度の基準も設定されていた。しかし、VREでは、スポットライトでクルマを照らすことにより、ハイライト効果を狙っている。例えば夜、このショールームを外から眺めると、外観のアイスキューブのようなデザインと合わせて、メリハリの利いたショールームに見えるだろう」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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