通信大手のセルコム・アクシアタは今年9億5,000万リンギを予定している設備投資(capex)から4億リンギを割り当て、ネットワークを第4世代(4G)対応とする方針だ。
セルコムは今年末までに、全国で2014カ所の4Gロング・ターム・エボリューション(LTE)拠点を置く計画。ユーザーは今後、より多くの容量、早いスピードでデータ通信を行うことができるようになる。
セルコム・アクシアタのシャザリ・ラムリー最高経営責任者(CEO)が11日、記者団に対して明らかにしたところによると4億リンギのうち既に1億リンギを投資している。残りは情報通信(IT)部門のアップグレードやネットワーク活用のために投資する予定。
セルコムのデータ通信量はスマート機器やアプリケーションの普及、ネットワークの通信速度向上などを受けて57%増加しているという。今年は女性や中小企業をターゲットとした製品の発表を予定している。次世代サービスを提供することで利益の増加を図る。