デリー州政府は8日、市内で頻繁に発生する停電を防ぎ電力供給を安定させる計画の一環として、街頭のハロゲンランプを一日数時間は消灯すると同時に、大型ショッピングモールの電力供給を夜10時以降カットすることを求めた。
最近の北インドは熱波と先月の雷や嵐により電力供給のネットワークが不安定になっている。
週末には最大5600メガワットの電力が必要になるのに対し、市内の供給会社では5150メガワット分しか賄えない。
デリー州政府はこの省電力計画をいつまで継続するか明らかにしていないが、タタパワー等の国内大手電力会社は、気温が下がれば状況も改善されると見ている。