パハン州ティオマン島で英国人男性観光客、ガレス・ハントリーさん(34)が行方不明になっていた事件で、島の東側山間部の川で発見された男性の遺体がDNA鑑定でハントリーさん本人と確認された。
死因はまだ分かっていないが、殺害された可能性も浮上している。
ハントリーさんは5月27日、一人でルブック・テジャ滝までトレッキングに行くといって出た後に消息を絶った。警察官やボランティアを含め157人が捜索にあたったが、6月4日にカヤックを格納する小屋やガレットさんが宿泊していたシャレーの近くの川で男性の遺体が発見され、ハントリーさんが死亡していた可能性が高まっていた。
英国のテレグラフ紙は、ハントリーさんの遺体の首に切り傷があることや、争った痕跡があることから、殺害された可能性があると報じたが、警察は報道内容を否定。死因については鑑定結果を待っている段階だとしている。
(ザ・サン、6月9日、ザ・スター、ニューストレーツ・タイムズ、マレーシアン・インサイダー、6月8日)