アメリカ政府はオバマ大統領の訪日(23-25日)にあわせ、大統領専用機である「VC-25」を運航した。ボーイング747をベースとした特別仕様機。一般的には「エアフォースワン」と呼称されることも多いが、これは大統領が座乗している間しか使わない。
通常、VC-25は突発的な故障に備え、本務機と予備機の2機で運航するが、今回の来日では何らかの理由でVC-25は本務1機のみとなり、予備機は別の機種(C-32、ボーイング757ベースの特別仕様機)となっている。
今回はオバマ大統領の滞在日数が短かったこともあり、横田基地(東京都福生市)への回送も行わず、そのまま羽田空港のVIPスポットに留置するなど、異例尽くめの展開となった。